水草を美しく育てる二酸化炭素(CO2)

水草飼育に大切なのが肥料と光と二酸化炭素の三つです。
このどれが、欠けても上手く水草を育てる事が出来ません。
今回は、その中のひとつ二酸化炭素について説明をしたいと思います。

※アフィリエイト広告を利用しています。

水草は植物です!
光合成をおこない、二酸化炭素を吸収して酸素を放出します。
なので水槽内に二酸化炭素を添加してあげることで光合成が行われ水草が色鮮やかに綺麗に成長します。

CO2フルセット チャームオリジナル コンパクトレギュレーター BセットDX(6mm対応 電磁弁&タイマー付き) CO2 フルセット

水槽内に、二酸化炭素を添加するのが二酸化炭素添加装置です。
圧縮しタンクに充填した二酸化炭素を水中へレギュレーターを介し溶存させる装置です。
二酸化炭素添加装置により、簡単に水槽内に二酸化炭素を添加でき、比較的簡単に水草を美しく元気に育てることが可能なります。
水槽内の溶存炭素ガスの理想量は5~15mg/リットルです。

使用時の注意点

  1. 二酸化炭素が多すぎると、有茎草などは間延びをしてしまい、苔の大量発生の原因ともなるので気をつけて下さい。
  2. 二酸化炭素を添加するとPH値が下がります。定期的にチェックして下がりすぎないように注意が必要です。
  3. 二酸化炭素は、エアレーションをおこなったり、上部フィルターや外掛け式、オーバーフローを使用したりすると大気中に逃げてしまいます。そこで二酸化炭素が逃げにくい外部式密閉フィルターをお勧めします。
  4. 水草はお昼に光合成を行い、二酸化炭素を酸素と養分へと変えますが、夜間は逆に作り出した栄養分を使い、酸素を吸収します。なので、お昼は二酸化炭素を必要とし、夜は酸素を必要とします。夜間の水槽内の酸欠を防ぐためにもタイマー等を使用して、照明が付いている時間は二酸化炭素を照明が消えている時間は酸素を添加する事をお勧めします。
以上の内容に気を付けながら、水草を育ててください。
毎日、こまめに手を加えて管理をおこなえば、とても綺麗な水草水槽が作れ、維持管理できます。